インターネットの仕組みについて

動画が頻繁に止まるときの対策と、インターネット回線の仕組みをざっくりと解説します!

インターネット回線の仕組みが分かると問題の切り分けがしやすく、解決への道のりが早くなります!

新型コロナウイルスの流行に伴うリモートワーク・オンラインレッスン増加により、特に人口密集地である都市部やマンションなど集合住宅にお住まいの方々は、利用者の多い時間帯に動画の再生が不安定になりやすくなったのではないかと思われます。
このような場合、多くはご自宅のインターネット環境を見直すことにより改善いたします。

下図の通り、端末から様々なWEBサイトを見るためには多くの経由地がございます。
それぞれの接続箇所によって不安定になる原因も多岐にわたるため、全ての原因を調べることは難しいですが、一般的によくあるケースの確認方法を解説させていただきます。

【判定方法一例】

① WEBサイトのサーバーが正常に動作しているかどうか

アクセス集中などによる影響で動画サーバーが不調になっている可能性があります。以下の手順で確認することができます。

1.以下のサーバーチェックサイトを開き「google.com」と表示されている部分に、「https://ovp-vod.smartstream.ne.jp/」と入力し、「or just me?」をクリックしてください。

※スマートストリームはホームフィットネス24が使用している動画配信サーバーです。

2.結果が表示されます

弊社の動画サーバーに何らかのトラブルがあり、他の方も表示できていない場合は「It’s not just you!」と表示されます。
動画サーバーには問題が無く、他の方は正常な視聴ができている場合「It’s just you」と表示されます。

■「It’s not just you!」の場合
動画サーバーの動作に不具合があります。お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。
■「It’s just you」の場合
お客様のインターネット環境を改善することでスムーズな視聴ができるようになる可能性があります。

② インターネット通信方式(IPv4・IPv6)のチェック

IPv4PPPoE(※)による接続では、特に都市部の集合住宅の場合、アクセスが集中するため著しく通信が不安定になることがあります。
同じ時間に多くの方がIPv4 PPPoE方式で接続すると、回線事業者からプロバイダへの通信経路となる「網終端装置」へのアクセスが、トンネル渋滞と同じような状態になるためです。
この問題は「IPv6 IPoE」を利用することで安定した通信速度が期待できます。
※IPv4PPPoE=「トンネル方式」と呼ばれる旧タイプの接続方式です。

IPv4・IPv6両方に対応したプロバイダ契約をされていて、IPv6に対応したルーターをご使用されている場合は、IPv6に切り替える設定を行うことにより安定した通信になる場合もありますが、マンションの管理会社やアパートの大家さんがプロバイダ契約をされており、個人での契約変更が難しいときもあります。
その場合は、個人で別の回線事業者やプロバイダとご契約されることで安定した通信が期待できます。(ポケットWi-Fiなど)
現在IPv4・IPv6のどちらで接続しているか、また使用機器がIPv6に対応しているかどうかの2点を以下の手順で確認できます。

1.以下のIPv4/IPv6 の接続判定ページを開くと「IPv4(もしくはIPv6)でアクセス中です」と表示されます。

これが現在接続されている方式です。

2.「判定開始」をクリックすると「試験結果表示」欄に使用機器(もしくは通信事業者とお客様との契約回線)がIPv6に対応しているか分かります。
■「機器がIPv6対応していません」の場合
IPv6に対応しているプロバイダと契約しなおすことで改善する可能性があります。
回線の切り替えやルータの設定方法などについては、それぞれのプロバイダ または 通信事業者にご確認ください。

管理人のオススメ

契約前に機器の無料お試しサービスを実施しているのは、2020年8月現在UQモバイルだけのようです。
できれば自宅で使えるか確認してから契約したいものですね。
面倒な設定や工事は不要。金銭的な負担無くお試しが可能です。

他、STAR Wi-Fiでは初めての方限定で「7日お試しプラン STAR-7」を実施しています。
手数料980円はかかるものの、7日間以内に返却すれば事務処理手数料・月額使用料が無料になるそうです。

 

ご参考になれば幸いです。