- 出身地
- 岡山県
- 居住地域
- 岡山県岡山市
- 身長
- 174cm
- 体重
- 62kg
- 誕生日
- 1986年2月23日
- joyfit奥田
- エイブル岡山
- コート岡山南
- 南部健康づくりセンター
- (2017年1月現在)
- 健康運動指導士
- 2016年ROOKIE JAPAN CONTEST 優勝
- 2015年ROOKIE JAPAN CONTEST 第4位
- BITTER SWEET TRIBE CREW
- エアロビクス(初~中上級)
- ステップ(初~中上級)
- コンディショニング
高校の体育の先生になることが将来の目標でした。人としての深みや成長を図りたいと思った事がきっかけで大学卒業後某フィットネスクラブに就職しました。この仕事は奥深くすぐに夢中な自分がいました。
恵まれた環境の中で仕事ができている事に幸せを感じていましたが、4年勤務した頃ふと自分の人生を問うようになりました。学校の先生を目指していた事が頭から離れなくなり、26歳になった今、チャレンジするなら今のタイミングしかないんじゃないかと。そこで決断しました。この年で辞めようと。
そこから自分の中で整理をつける為、形にできて「大きな仕事」といえる仕事を成し遂げた後にこの会社と職に別れを告げようと決意しました。そこで何か参考になるものはないかとフィットネスジャーナルを開くと魚原大さんが載っていたんです。
以前大学の授業の一環で健康運動指導士の資格を取りにいっていた時に、魚原さんも受講者として来られていて、僕たち学生に声を掛けてくださっていたんです。それで仲良くなって一緒に食事に行っていたりしてたんですが、何気なく見た本に知っている人が載っていることに衝撃を受けたんです。
すぐ電話しました。そうしたら「久しぶり、きくりん」て!覚えててくれたんですよ!それが凄く嬉しかったんですね。
そこで魚原さんに「僕の働いているフィットネスクラブにプレゼンターとして来てくれませんか」ってお誘いしたら「いいよいいよ、一緒に仕事しようよ!」って言ってくださって。
それが岡山で初めてのフィットネスイベントだったんです。初めてということもありお客様の反応が凄くて、即日sold outで大成功で終わったんです。もう涙が出てきて、「これで辞めよ」って思ったんです。
思ったんですけど・・・魚原さんに「自分がオーガナイズをするメンズレボリューションがあるからプレゼンターとして来ないか」と誘われたんですね。当時めちゃくちゃ下手だったと思うんですよ。魚原さんもそれに気づいていたと思うんですね。それにも関わらず誘ってくれて。だから即答しました。
そこで駒澤さんや早川さんなどいろいろな有名な方がいらっしゃって、一緒にお仕事させて頂くことができて。最後に魚原さんに「何かを感じて欲しかったんだ」って言われたんです。
あれ?今人生の分岐点にいるな?って思って。
こっちに賭けてみようって思ったのがフィットネスインストラクターになったきっかけです。
魚原さんと巡り合っていなかったらここにいないと思います。
フリーになった26歳の時からチャレンジして3回予選落ちしたんです。29歳まで舞台に上がれなかったんです。
同世代は皆上がってるんですよね。
人それぞれなんですが、僕にとってはあの舞台に上がることはひとつのステータスであったかもしれません。自らの自信やお客様からの評価も感じる。
だから必死だったんです。
凄く歯がゆくて苦しくて悔しかったんですね。だからどうしてもあそこに上りたいと思って頑張りました。
そうして初めて舞台に上ることができました。それは2015年29歳のルーキーコンテストです。
先に高山君が呼ばれ、後に僕が呼ばれ、もうめちゃくちゃ嬉しくて、目をつむって走ってたんです。「うわー!」って凄い声上げてたと思うんですけど。(笑)
僕がパッと目を開けたら高山君が泣いてて!(笑)
「よかった~!」って言ってくれて。
高山君は舞台に上らずに下で待っていてくれたんですよ。
それが僕の中で特に印象に残っていることです。その時が一番嬉しかったですね。
今回は最後のチャレンジでもあり、前回の4位から1年間の僕の全てを注ぎ込みました。インストラクターとして強くなるためには、いろんなハテナがあるんです。
自分の言葉でクリアできるところまで自分なりに成長できたかなと思います。それを評価してもらえて良かったです。
たくさんの方に応援していただけたことが大きな力になりました。そしてこの数年の経験により、多くを学びました。
関わってくださった全ての方に感謝したいです。本当にありがとうございました。
指導者であるにはどんな姿が一番良いのかってことを常に考えています。
“私はフィットネスインストラクターであります”ということを証明するような声の掛け方であったり、このクラスはこういうクラスなんですという案内とか、自分はこのクラスでリードを取るわけなので指導者であり、ゴールへ指し導いていく人ですから、それをレッスンで形にしています。
レッスンの難度や正しい体の使い方など、例えば首が痛い方にはどうしたらよいかという提案などレッスン中に出来ると思うことは、勉強をして補っています。
目の前の目標ですと、フランスルーキーコンテストが控えているので最大のパフォーマンスができるように準備をしていきたいと思っています。
今後の目標としては、地方からフィットネスを創造することや、若いインストラクターを輩出できたらいいなと思っています。
僕が岡山県で優勝できたことは、主要都市へ拠点を変えることも一つの方法ですが、努力の仕方次第で夢は叶えられる、自分が納得した場所までたどり着けるということを後世へ伝えアドバイスしたいことです。
地方が元気であることは日本のフィットネスが今よりも元気になるはずだと思っているからです。