高校生までオーストラリアに住んでいたんですが、戻ってきたタイミングが大学受験に間に合わず、仕方なく浪人することになったんです。それで近くのフィットネスクラブでアルバイトを始めつつ勉強をしていました。

オーストラリアではフィットネスがとても盛んで、2人に1人はフィットネスクラブに通っているようなイメージです。通っていない人を探すのが難しいぐらい。僕自身もジムやスカッシュが大好きだったので、アルバイトしながらトレーニングしようと思ったんですね。

インストラクターといえば女性ばかりだと思っていたんですが、僕がアルバイトを始めたスタジオには男性インストラクターが4・5人いました。その方たちは後に有名になってくる方ばかりだったんですね。

そのスタジオに入ったのは本当にたまたまだったんですが、男性インストラクターがとにかくかっこよくて！朝一から50人～60人毎日お客さんが入っていて楽しそうにやってたんですね。
男性でもこんなにかっこよくできるんだって思ってレッスンを受けているうちに、自然に養成学校に入ってみようという流れになりましたね。大学に行きながら養成学校に通って資格を取りました。

卒業して「就職するのかな～」と思っていたんですけど、エアロビクスの仕事が忙しくなってきて辞められなくなっちゃって。
2年ぐらいでいいからフリーでやってみようと思ったんですが、それが5年続いて7年続いてっていうのが今なんですね。
そんなに上手くいくとは思ってなかったし、レッスンもバイトの片手間でやるつもりだったんです。それがいつの間にか本業になっていった感じです。

大学では経済学部に入ってて英語を生かして旅行関係の仕事に就けたらいいな、ぐらいに思っていたんですが、それよりもインストラクター業のほうに熱が入ったんですね。
当時フィットネスクラブがたくさんできてきて、需要が多かったのもあると思います。お客様もたくさんついてきてくれて、辞めるのが惜しくなっちゃったんです。（笑）

5年目ぐらいの時に就職を諦めてインストラクターでやっていこうと決めていたんです。

そのときに、イベントやメディア関連って知名度がないと呼んでもらえないんですよね。まずはエアロビクスインストラクターとしての知名度を上げることが大事だなって思い、野崎ゆういちさんと2人で”お騒がせBOYZ”を組むことにしたんです。

それでおかげさまでフィットネスウェアブランドのCLAPにお声がけ頂き、いろいろなイベントに呼んでもらえたりして知名度が上がっていったんです。
お騒がせBOYZは、はじめから「5年でやめよう」と決めていたんです。ボーイズってぐらいだし30歳になったらやめようって。

やめたけれども、このグループで活動するのは間違ってなかったなって思ったんです。
そのとき仲が良かった五十嵐亮さんと、上京したての高山英士さんとは、よく4人で飲んだりイベントで顔を合わせたりしていたんで、僕がリーダーになって「この4人でチーム組んでやろう！」と決まったんです。

実際にみんなが様々なところで知名度を上げたりオファーをもらったりして、それを分け合っている感じですね。
”Fitness4（フィットネスフォー）”の名称の由来は、4人だというのと「Fitness　for」をかけています。

Youtubeでは、Fitness4としてレッスンやイベントの動画をアップしています。
エアロビクス・ダンスエアロ・ラテンエアロ・ステップなどのコリオグラフィーの紹介もしていますので、ぜひ多くの方に見て欲しいです。

サッカー観戦が大好きですね。昔はサッカーを優先してたんですが、それだと仕事にならないので仕事が無い日にサッカー観戦しています。
浦和レッズの熱狂的なファンですが、今は千葉の柏に住んでるんで敵ばっかり周りにいます。柏レイソルの本拠地なんでいつも非常に怖いです。もう柏駅に降りたら柏レイソル一色、真っ黄色なんです。なので本当に変な顔されますね。旗とか持ってくんで隠そうにも隠しようが無いんですよ。（笑）
マンションに住んでるんですが、試合の後は近所の洗濯物が黄色なのに、うちだけ赤なんです。
どうしようもないんで！そこしか干すところが無いんでどうしようも無いです。