インストラクター紹介

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天咲 千華Amasaki Chihana

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プロフィール
出身地
東京都
居住地域
東京都
身長
166cm
誕生日
1987年6月5日
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  •  
契約スポーツクラブ
  • Avity代官山スタジオ
  • ホットヨガスタジオリチュ
  • studio mukunoki
  • スタジオプライマリー
  • (2015年10月現在)
取得資格
  • JIYA日本ヨガインストラクター協会公認インストラクター
レッスンカテゴリー
  • ヨガ
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◆インストラクターになったきっかけ

もともと家系が相撲部屋なので、遺伝的に太りやすいという自覚がありました。 ストイックになっちゃう性格なんですけど、当時ダイエットの知識が無かったということもあって 宝塚音楽学校受験の中学生の時に軽度の拒食症になり、1ヶ月で10kgくらい痩せてしまったことがありました。 勿論みるみるリバウンドして、結局元よりも太ってしまうという思春期にありがちな悲しいダイエットでした。

その後、ダイエットが上手くいかない時期がありながらもなんとか宝塚音楽学校に合格出来ました。 でも学校に入ったら、周りは細くて綺麗な方が多いので、自分の見た目がコンプレックスでした。
ダイエットしなきゃという意識が常にあったんですが、女性の身体が変わりやすい年頃だったので、太ったり痩せたりを繰り返していました。 親元を離れて東京から関西に来たこともあり、ストレスや寂しさで余計に食に走っちゃう。常にダイエットと隣り合わせでした。

宝塚歌劇団に入ってからはもっと人が増え、「50人の中の自分」だったのが、「何百人の中の自分」になった訳です。 人から見られる機会も多くなり、余計にダイエットに対する気持ちがシビアになって、もっともっとのめり込んでいったんですね。
極端に痩せたり太ったりを繰り返したんですが、リバウンドしたことを考えると、その間でダイエットが成功したことが無かったんです。 私からはいつも周りの方は細くてそこまで苦労してなさそうに見えたので、体質的に細い方って羨ましいなと思っていました。

音楽学校も含めて宝塚の8年間、両親と一緒にご飯を食べなかったんですよね。一緒に食べに行っても飲み物だけだったり。 宝塚を辞めて初めて一緒にご飯食べたねって母親に言われたぐらい、ずーっとダイエットをしていた状態でした。
だから美味しくご飯を食べた経験があまりないんです。 リバウンドするきっかけの「ドカ食い」って幸せなご飯じゃないし、その時は美味しいって感覚じゃないですよね。 我慢してるか、後悔しながら食べてるって状態だったので、食に対するネガティブな思いが凄くありました。

当たり前なんですけど、そこで身体の不調が爆発して色んなところに障害が出てきたんですよ。
辞めてもなお、頭の中では「痩せなきゃ」という気持ちや「これから運動しなくなったらもっともっと太っちゃうんじゃないか」 という恐怖心があったんですけど、そこで身体を壊すというよりは精神がどんどん不安定になっていったんです。
その時に精神の不安定さが表れたのか分からないんですけど、急に首が動かなくなっちゃって…。 起き上がれなくなっちゃって、緊張感なのかストレスなのか全部出てきたのか分からないんですけど。
お医者さんにヨガを勧められて、身体を整えることもそうだし心の安定にも繋がっていくからと言われたんですね。 それで初めてヨガをやって、なんとなく呼吸法や瞑想法をやるうちに心が安定していくのを感じて、ヨガっていいものだなって思うようになりました。

ヨガインストラクターになったきっかけは、とあるホットヨガスタジオで研修を受けながら いずれそこでデビューできるという機会があったので、仲間と一緒に勉強をしたんですね。 その時は「ヨガって身体にもいいし♪」ぐらいの気持ちだったんですが、勉強していくうちにヨガの魅力に引き込まれていきました。
私自身小さな頃からダンスとか習っていたので、それなりに身体が柔らかい方だと思っていましたが、 ヨガをやってみて初めて身体の使い方が間違っていたことに気付きました。 実は自分の身体って全然柔らかくなかったんだ、全然使えてなかったんだって。 それがショックでもあり悔しくもありました。

それでデビューしてヨガインストラクターとして人前に立つようになったら、もっともっと勉強したいと思いました。 初めは手探りだったんですけど、自分がいいと思うものを伝えることが出来たら、と徐々に考えがシフトしていきました。
そこでそのスタジオを辞めて、改めてしっかりとヨガの資格を取ってフリーランスになった時、 宝塚ファンの方やブログを見られた方から少しずつお客様が増えてきました。
その時に本の出版のお話がありました。 自分としては一からヨガを学んだ気持ちになってたし、あまり宝塚時代のことを表に出してはいけないのかなと思っていましたが、 編集者の方より「天咲さんにしか出来ないことを本にしたいから、宝塚のときに得た経験とヨガを合わせた内容にしたい」 と言われたことで「タカラジェンヌの身体になりたい」が出来上がりました。
その時初めてヨガって混ぜていいんだって気付きました。 今までやってきたバレエも間違いではなかったんだって気付くことで、どんどん心が楽になっていって自分らしいレッスンが出来るようになったんです。 ヨガをしなきゃってガチガチになっていたものが、ふわっと解けたようでした。

今では朝から晩までヨガのレッスンをもたせて頂いていて本当に恵まれているなって思います。
ちょっと前までの自分にはゴールだったところなんですが、いざ立ってみるとまだまだだなと気付きました。 本当にゴールって無いなって思うので、これからはさらに視野を広げて、 またもう一個ぐらい打ち破れることがあるんじゃないかなと思って日々過ごしています。

◆オススメのダイエット方法

難しいことや特別なことって続かないと思うんですよね。 私自身、今まで世の中にある全てのダイエットを試したんじゃないかと思うんですけれど、 その度に失敗して思ったことは、「ダイエットを辞めちゃうこと」です! 決まり事を無くすことが一番大事かなと思います。

マイナスな感情がもたらす影響って物凄くて、無理をしたら必ず失敗しちゃうんです。 だからもうそこで「食べちゃいけない」「○○しなきゃいけない」を無くす! 食べちゃいけないものや、しなきゃいけないことなんてこの世に無いと思うんです。

食べ物に対してマイナスな感情を持つと絶対太ると思うので、何か特別なことをするというよりは、それに向かう意識をポジティブなものにしていくことが大事だと思います。 食べられる環境に感謝したり、一緒に食べてくれる人と楽しんで食べたり、心を込めて行えばドカ食いすることも無くなると思うし。

今の日本女性って痩せていることに対する執着が強いんですよね。
調べたところによると、今の女性の平均体重って戦後すぐの平均体重より低いそうです。 要は飢餓状態、痩せることに捕われ過ぎて健康を害しているんです。
痩せることに捕われ過ぎないことで本来の自分らしい身体に戻っていくと思います。 痩せなきゃって私みたいな気持ちに捕われている方を、一人でも救っていきたいです。

インストラクターから

元宝塚歌劇団天咲千華です。 現在はヨガインストラクターとして主に都内で活動しています。
「タカラジェンヌの身体になりたい」を出版(祥伝社より)。

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