- 出身地
- 滋賀県近江八幡市
- 居住地域
- 東京都
- 身長
- 160㎝
- 体重
- 48kg
- 都内大学病院・都内整形外科クリニック(理学療法士)
- ヨガスタジオ リチュ(ヨガインストラクター)
- (2016年10月現在)
- 理学療法士(2014年取得)
- 全米ヨガアライアンス200(2006年取得:ニューヨーク
ヨガスタジオTeacher Training Course修了) - 日本抗加齢指導士
- 特殊小型船舶免許
- ヨガを中心としたエクササイズ
20歳の時に劇団青年座に在籍していて、そこで日舞・狂言・エアロビ・バレエ・声楽・発声・ジャズダンスなどひと通りのレッスンが毎日あり稽古している中、たまたま友達にヨガに誘われました。
当時はインストラクターになるなんて思っていなかったんですが、「私がおばあちゃんになっても、きっとヨガをやっているだろうな」という感覚があったので、ヨガを初めて受けた2ヶ月後にはアメリカに資格を取りに行っていました。
日本にも養成学校はあるんですが、その時受けていたヨガの先生に「せっかく資格を取るんだったら本場のアメリカの方が面白いよ」って言われたんですよね。
初めての海外生活でしたが、逆に24歳の時なので何も考えずに行けたのかも。
英語が得意な方ではなかったから、ヨガのトレーニングの時間は日本人の通訳の方に付いてもらっていました。
そして資格取得後に帰国して、ヨガスタジオでのグループレッスンをいくつかと、会員制フィットネスクラブでのスタッフ兼ヨガレッスンをしていました。アメリカで資格を取ったということが強みになったのかなと思います。
ヨガの資格を取って3年後に理学療法士の専門学校に入学しました。
ヨガを教える中で高齢の方や退院されたばかりの方、手術の経験のある方をみていると、やっぱりヨガだけのアプローチでは限界があるなと感じて。そこでちゃんと医療の勉強をして資格も持っていた方がもっといろんな生徒さんをみることができるんじゃないかな、もっといいアドバイスができるんじゃないかなと思っていました。
そんな時、理学療法士でありヨガインストラクターでもある中村尚人先生に出会い、色々相談に乗ってもらっている間に理学療法士という資格に興味を持ち、それで進学を決めました。
丸4年間在籍して最後の約半年間は病院実習といって学生の立場で患者さんを診させてもらえるんですけれど、厳しかったですね。
それが終わってからやっと国家試験が受けられるので、実習を乗り越えないと国家試験を受ける資格さえもらえないんです。4年間かかるとは分かっていたけど、こんなに大変だとは思っていなかったです。
理学療法士とは病院やクリニックや老人ホームで、患者さんを対象に運動機能の回復(歩く練習や、脚や腕など身体を動かす練習)をサポートしていく仕事です。ですので、解剖学・運動学・生理学の基礎をしっかり勉強していないと全く治療することができないんです。
最近は理学療法士も仕事の幅が広がってきて、私の同期の理学療法士はリオオリンピック・パラリンピックで選手のサポートも行っていました。そういうスポーツチームに付いたり、オリンピックのような大きな大会でサポートする側にもまわれるので、かなり幅広い仕事だと思います。
今は慶應義塾大学医学部の眼科の教室に在籍しているのですが、ヨガを10年やってきたのでヨガを研究したいという想いがありました。それと目を関連付けて、ヨガと涙液量の関係を研究していこうかなと思っているんです。研究の申請をするだけでも20枚~30枚の書類を提出し、許可が下りたらようやく研究を始められるんですけれども、研究を始める前の段階で躓きそうな状況です。
今は大学院生として研究するよりは、大学病院とクリニックで勤務しているのでそこで患者さんを対象に治療を行っている時間の方が長いです。
抗加齢指導士の資格も取得していますが、『アンチエイジング=抗加齢』って人間にとって大きなテーマだと思っています。アンチと呼ぶと『抵抗する・逆らう』という意味になるので、アンチエイジングというよりは『ウェルエイジング=上手に年を取っていく』と呼びたいです。それを大きなテーマとして研究や仕事をしていきたいと考えています。加齢は誰もが避けられないものなので上手に年を重ねていきたいですね。
ヨガで生徒さんを、クリニックで患者さんを診ていて思うことは、正しい姿勢を理解していない方がすごく多いです。
もともとの正しい姿勢の崩れから、結局は違和感や痛みとか病気に繋がっていきますが、そのことを難しく説明してもつまらないので、もっと面白く分かりやすく継承していけるような立場になっていけたらと思っています。