- 出身地
- 大阪府
- 居住地域
- 大阪府
- 身長
- 174cm
- 誕生日
- 1980年11月14日
- 株式会社D-Revolutions 代表
- ライトピラティス協会 理事
- (2024年3月現在)
- 上級救命士
- 障害者スポーツ指導員
- ホームヘルパー2級
- 2009年 インストラクターオブザイヤー最優秀賞受賞
- 2010年 フランスパリルーキーコンテスト入賞(日本人初)
- 2011年 ハッピーエアロ総選挙第1位
- 2012年 ジャパンルーキーコンテストプロ部門総合優勝
- 2012年 スペインサラゴサコンテスト入賞
- 2013年 ジャパンルーキーコンテストプロ部門優勝(史上初)
- 2017年 JBBF主催 全日本メンズフィットネス部門 準優勝
- 2018年 JBBF主催 キングオブフィジィーク メンズフィットネス部門 優勝
- エアロビクス(初~上級)
- ステップ(初~上級)
- ダンスエアロ
- ピラティス
- ポルドブラ
- ボクシングエクササイズ
- コアトレーニング
- 健康教室
小さい時からよくお父さんとキャッチボールをしてました。地元のチームは野球が強いことが有名で、小学校四年生の時に入りました。
運動神経は昔からよかったので、すぐにレギュラーになれて、5年生から2年間キャプテンを任され全国大会に出場しました。
中学校ではそのまま3年間野球をしたんですけれども、中学校の野球が基礎体力を重んじていて、野球の練習ってよりも走る練習ばかりで、気付いたら陸上部よりも足が速くなるぐらい。
だから野球がだんだん下手になっていったし、思春期ってこともあって丸坊主がすごく嫌で(笑)
結局3年間野球やって、高校生になったら絶対髪伸ばそう!と思っていました。
生まれて15歳まで、自分の前髪を見たことが無かったの。すごいよね!?(笑)
自分の前髪を高校生になって初めて見たときはホンマ感動したわ(笑)
進学で悩んでいたときに、体育の専門学校であれば推薦状が出せると言われました。
それで探したところが大阪にある学校で、そこなら入学金もテストも免除だったので、これいいなと思って授業内容聞くと、半分以上が体育。
たまに幼児心理学だったり解剖学とか仏教学もあったんですけど、授業のほとんどが幼児体育と幼児水泳。
プールの授業がすごく多くて、結局そのまま就職したのがキッズスイミングのコーチでした。
もちろんエアロビクスやダンスなんて全然やったことなくて。
そこで障害を持っている人や生活習慣病の人のための運動施設で20歳から丸5年働きました。
障害者の方は障害者手帳を持っていくと、そのフィットネスクラブはタダだったんですね。
だから会員さんの7割は車いすとか半身麻痺とかでした。
杖持って歩けるようなプールとかあって、そうゆう所で働いて…やりたいことではなかったんですけどね、正直。
でもそこでいっぱい資格取らせてもらったんですよ。
今結構資格を持っているのは、そこの会社が積極的に資格を取らせてくれたからだったので、すごく重宝しているんですよ。
6年目になってやっぱりやりたいことじゃないって気付きました。
でもフィットネスには興味があったので、色んな所を受けてコスパってフィットネスクラブでアルバイトを始めたのが25、6歳のとき。
そこでエアロビクスの養成を受けることにしました。
パーソナルトレーナーになりたかったのでトレーニングはずっとしていて、名前を覚えてもらおうと思って片手間でエアロビクスを始めました。
とりあえず1年間だけやって、パーソナルに転身しようと。
それで、そろそろ辞めようかなって時に佳苗先生に出会いました。
最初すごく佳苗先生のイメージが良くなくて、レッスン受けてたら怒られるし、自分は「楽しかったらいいやん、何怒ってんのこの人」って感じですっごい嫌でした。
終わったら挨拶しないかんのですけど、もう嫌やったから無視してそのまま帰ったり(笑)
リトモスはずっとやりたかったんですけど、「リトモスだったらあの先生だよ」って聞いて「あの人がリトモスやったら、もうやりたないわ」って離れたんですよ。
でも「別に先生嫌いでもプログラム好きやったらいいんちゃう。」って先輩に言われてそうやなあって。
先生嫌いやけど、リトモスの研修受けてみたら、「佳苗先生ってこんなスゲーんや!」って思ったんですね。
怒るんやけど、なんていうかちゃんと怒ってる。
単純に怒ってるんちゃうねんなって、知れば知るほど俺からすればスゲースゲースゲーって(笑)
新人は先生怖いんで誰もしゃべりかけないんですよ。
まぁこうゆう性格なんで、俺は「先生これどうするんすか?!」って厚かましく喋りかけてたら、先生もちょっと気に入ってくれたみたい(笑)
「なんやこの子、あんたおもろいな」みたいな(笑)
ほんで「イギリスのコンベンションに来月行くんだけど、そんな興味あるんやったら一緒に行ってみない?」って言われました。
東京の2時間の新幹線も苦痛なタイプで全然外に出てなかったので、初めてイギリスの12時間の飛行機に乗った時はもう辛くて。
でも向こう行ったらすごくて、自分が見てた世界と全然違って、みんなダンサブルでむっちゃかっこよかったんですね!
海外は男のインストラクターのが多いんですけど、「これや!俺は世界で活躍したい!」って思いましたね。
で、その日の夜に「先生、俺この舞台立ちたいっす」って言って(笑)
その日からもう自分でもびっくりするぐらいちゃんと仕事しました。
レッスンもやる気に満ち溢れてて、トレーニングもするしダンスレッスンも受けに行くし、英会話にもチャレンジしたり。
もう180度変わりました!
気づいたらパーソナルトレーニングやりたいっていうの忘れてました。
そうゆうことしてたら国内のコンベンションにどんどん呼ばれるようになって、またやりたいことが増えて、海外のコンベンションにもどんどんチャレンジしていって。
今度は出るだけじゃなくて、レッスンできるよとか大会があるよとか。
大会にも出てみたい、大会で8位やったら今度は5位になりたいとか。
そんな感じで、今はパーソナルトレーナーやりたいって一切思わない。
日本を代表して世界に出れるなんて思ってもいなかったんですよ。
ちっちゃい世界ですけど、日本代表ってなかなかいないじゃないですか!
自分ってやる気になれば可能性あんねんなーって思います。
やりたい仕事してお金もらってる人って俺の周りは自分しかいないんですよ。
インストラクターはみんなそうなんですけど、プライベートの友達はみんな目が死んでて、飲みに行ったら「お前の仕事ええなー」って言われます。
自分が悩んだりしても、みんなに怒られるんですよ「お前やりたい仕事して悩んでたらあかんやろ」って。
やっぱり悩みはあんねんで(笑)
でもやっぱりいい悩みやし、明日のイベントどんな振りしようかなとか明日の撮影どんなんにしようかなとか毎日楽しいし。
でもこれを続けていくためには収入は絶対に必要。
きれいごとじゃ絶対ダメだし、結婚して家庭持つから辞めますって人も何人もいたしね。
社会的信用がないし、ボーナスがないからって。それをなくしたいですね。
そのためには魚原が大成功して大金持ちになって、インストラクター稼げるよって。
将来の夢は、文化人です。結構マジです。
(2013年インタビュー)
2014年に株式会社D-Revolutionsを設立してからもう10年経ちます。
今は[フィットネス・サロン・アパレル・美容・飲食・ヘルスケアソリューション]の6つの事業を行っています。スタッフは100名ほどで、うち社員は10名です。
ヘルスケアソリューション事業部は営業、サロン事業部ではパーソナルジムの運営が主な業務内容になります。
現在パーソナルジムは22店舗運営しており、20店舗はNASさんやティップネスさんのようなフィットネスクラブのインテナントで入ってます。
柔整・鍼灸のスタッフも多く在籍しておりますのでマッサージ店のようなイメージかな。他2つは心斎橋の事務所と和歌山のダンススタジオです。
あとはライトピラティス協会の理事をやっています。
以前からライトピラティス協会は存在していたんですが新型コロナの影響で運営が上手くいかないということで運営譲渡の話があり、3年前ぐらいに私が引き継ぎました。
もともとはインストラクターが資格を取るための協会だったんですが、法人も対象にしていく方針に切り替えました。
事業再構築補助金とかで他業種の法人がフィットネス業界に参入する際にピラティスのメソッド入れませんか?という提案ですね。
リフォーマーというピラティスのマシンを使ったレッスンなんですが、現在は全国で8社導入してもらっています。
マシンピラティスは今かなり流行ってると思います。大阪なんか毎月どこかで新しいマシンピラティスの店舗がオープンしてますからね。
大阪に限らず都市部全体の傾向だと思います。
(2024年インタビュー)
いっぱい失敗してきたんですけど(笑) きっかけはシンプルで、社員1人から始まって店舗が上手くいったからアルバイトでもスタッフを徐々に増やして、 次は2店舗目…ってやっていったら、アパレルもやってみたいよねってことでアパレルの社員が増えてって感じでした。
インストラクターさんとかトレーナーさんの話を聞いていると行動力が足りない人が多い印象です。 怖いって言うんですけど何が怖いんかなって。現状維持の方が怖いじゃないですか。 私はいろいろなことに興味があるので飲食店もやってみたりとか。 赤字の事業もあれば黒字の事業もあるけどトータルで会社はまだ死んでないっていうぐらいなんです。
今後の目標はやはり今の会社を大きくすることです。 うちも新型コロナで打撃を受けてやっと黒字に戻ってきたぐらいなんで今期は新しいことはせず黒字をしっかり積み重ねていこうと思ってるんですけど…結局タイミング狂うんですよね、なんか買ってくれとか。
唐揚げ屋も買ったんです。
うちの社員が凄く好きだった唐揚げ屋があったんですが店長の体調不良で閉まってしまい、話を聞いたら売却したいということだったのでじゃあうちが買おか!という流れだったんです。
だから今年は買う気ないんですけど…いい条件の話があればもしかしたらまた新しいことするかもしれない(笑)
イレギュラーも楽しんでいけたらと思っています。
(2024年インタビュー)