- 出身地
- 岐阜県
- 居住地域
- 岐阜市
- Nese Bellydance Studio Roman ve Oryantal(主宰)
岐阜校:オペラスKONOHANA
名古屋校:西大須BLスタジオ - DoWell岐阜
- ジュージアカルチャーセンター
- オーキッドカルチャーセンター
- (2014年6月現在)
- トルコイスタンブールにてベリーダンスマスターセマ・ユルディズ氏、ネスリン・トプカプ氏から師事。
- ターキッシュロマは生粋のロマダンサー レイハン・ツヅス氏から師事。
- 2012年トルコイスタンブールにてトルコベリーダンスフェスティバルTarazade の中でセマ・ユルディズのアシスタントを務める。
- 2013年7月から9月までCCNケーブルテレビの@ホームエクササイズのベリーダンス編を担当
- オリエンタルベリーダンス
- ジプシーベリーダンス
- マタニティベリーダンス
- ママ&キッズベリーダンス
- インストラクター養成
- プロダンサー養成
単純な話ですが、産後にたまたまNHKで放送されたベリーダンサーのドキュメンタリー番組を見たんです。すごく綺麗な人で、「こんなに綺麗になれるんだったら産後にやるといいな」と思って始めたのがきっかけです。
その時は、まだ岐阜にはベリーダンスのレッスンが全然無かったんですよ。そのとき偶然にも興行ビザ(芸能人ビザ)で来日していたトルコ人のベリーダンサーから学びました。
3人目が生まれた後なので、37歳ぐらいの時ですね。
伝説のベリーダンサー セマ・ユルディズは、もう半世紀ベリーダンスをやっているので、ベリーダンスの先生としての知識より、ダンサーとしてのスピリットを言葉ではなく踊りで伝えています。
初めてトルコに行ったときは、「ちょうど今から国営のテレビの取材があるから、そこであなた一緒に出なさい」って言われて急遽TV出演。
「あなたは日本から私のベリーダンスを習いに来たんだから、もっと日本で踊って私のテクニックを広めて」って言われました。
それで新聞に載せてもらったり、ドキュメンタリーにも出演させてもらったりとか、私のベリーダンサーとしての道を作ってくれました。
もちろんトルコ人なので、ターキッシュスタイルのターキッシュオリエンタルっていうベリーダンスのテクニックとトルコ特有のジプシーのダンスを、言葉ではなく、踊りで全てを表現して、それを見てあなたも踊ってって教えられました。
でも私は日本人だから、どうしても言葉で説明してほしくて「私のこの踊りは合ってるの?」って聞いたときに「Neseの踊りはNeseだから、あなたが好きなように踊ればいいのよ。あなたはそれでいいの。」って何の注意もなく(笑)
師匠から私の踊りを注意されたことはないですね。
イスタンブールにあるナイトクラブとか楽隊で踊っている先生のお弟子さんたちのいるショーに連れていってくれて、「あなたもこうやって踊るのよ」って、ショーを見たり、踊ったり、食事をしたり、一緒に過ごしました。
私は英語もトルコ語も喋れないのですが、一緒にいるだけで伝わってくるものがありましたね。
それで感じたものを日本に持ってきて講師の仕事をやり始めましたが、それでは全然日本人には伝わらず、最初は本当に生徒さんがよく辞めていきました(笑)
日本では見て学べでは全然伝わらないんですよ(笑)
自分で講師の仕事をやろうと思ったのは、自分が産後にベリーダンスを始めて、毎日毎日家で踊っていたら3ヶ月で10kg痩せたんです。
こんなに痩せて綺麗になれるんだったら岐阜の女性もみんな踊ればいいなって単純に思ったからです。
人に教えたいとかインストラクターがやりたいとかいう気持ちは全くなく、自分がベリーダンスをやって、楽しくって綺麗になれてすごく女性らしくなれるよってことを、もっと岐阜の人たちに伝えたいって気持ちだけでした。
だから「教えるテクニック」が全くないです(笑)
ベリーダンスの音楽に合わせて踊るときには、女性が本来持っている美しさを表現できるところですね。
女性はだれでも綺麗になりたいと思っているんですよ。
「私は綺麗になりたくない」って言っていたとしても、本当に思っている人はいないですから。
どれだけ歳を重ねても、女性が「綺麗になりたい、今より自分は綺麗になりたい」と思う気持ちは、みんな死ぬまでずっと続くと思うんですよ。
それはベリーダンスを踊ることで自分のそういう気持ちも解放できます。
口では言えなかったり、普段の生活では表現できない人もいっぱいいると思うんですけれど、踊るときだけ気持ちを解放することで「自分は今美しくいられる」って気持ちになれると思うんですね。
そういうのをベリーダンスでみなさんに伝えたいです。
今私がやっているトルコのベリーダンスのスタイルは、知っている人も少ないと思うんですよ。なかなか私は広めるのが苦手なので(笑)
でもベリーダンスを通して私はトルコって国も好きになったし、トルコ自体美しい国なので、美しい踊り・美しい国をもっと日本の人たちに知って欲しいですね。
トルコの先生から教えてもらったことを、もっと日本中に広めたいですね。
トルコは世界三大料理があったり、世界遺産があったり、ジプシーやベリーダンス等の踊りがあっても、トルコ人自体が伝えるのが下手なんですよね。
ヨーグルトはトルコが発祥なんですけれど、ブルガリアとギリシャに発祥地をもっていかれてますし(笑)
シルクやハチミツもトルコが発祥なのに中国にもっていかれてますし(笑)
トルコが発祥なものがいっぱいあるにも関わらず、トルコ人は人が良すぎるんですよね。
計算高く出来ないので、自分たちが作り上げたものを全部よその国に持って行かれてしまって。
宮殿に行くと、当時使われていた美しい宝石がちりばめられたイスとかテーブルとかがいっぱいあるんですよ。
グラスにもいっぱいルビーやサファイアが入っていたり、スプーンは全部銀だったりとか。
オーガニックな国なので麻とかコットンとかシルクが豊富に作られていて、そういうところで、アラブとはまた違った発祥として出ているベリーダンスなんですよ。
美しい踊りとして世界中に広まっていってるので、ぜひ皆さんも踊ってください!!