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ダイエットの歴史

【世界三大美女って】
 世界三大美女といえば、クレオパトラ7世、楊貴妃、小野小町。でも、これは日本での話し。世界的には、クレオパトラ7世、楊貴妃、ヘレネといわれています。日本では何故かヘレネの代わりに小野小町が入っています。推測ですが、明治維新の文明開化期に日本を代表する美男美女を尋ねられたとき、平安朝の代表的歌人であり、千年の時空を超えて、典型的な美男美女の代名詞とされる在原業平と小野小町があげられたのではないでしょうか? しかし、クレオパトラ7世はカエサルやアントニウスを籠絡し、ローマを二分する戦争を勃発させ、エジプトプトレマイオス朝を滅亡させてしまいます。楊貴妃は玄宗皇帝の寵愛を一身に受け、そして最盛期にあった唐王朝に安禄山の乱が起こり唐の衰亡を招いてしまいます。ヘレネはギリシア神話に登場する絶世の美女であり、スパルタ王テュンダレオスとレダの娘ではあるが、実父はゼウス。双子神ディオスクロイ(カストルとポリュデウケス)の妹に当たる。彼女がトロイアの王子パリスと駆け落ちしたためにトロイア戦争が引き起こり、トロヤの滅亡とギリシア諸国家の衰亡を招きます。選ばれた美女たちは、偉大なる男たちを魅了し、古代エジプト王朝、古代ローマ帝国、中国唐王朝や古代ギリシアのような強力な国家を混乱に陥れてしまうほどの美貌を持っていたといえます。ならば、何故、日本は小野小町ではなく邪馬台国の女王・卑弥呼、足利義政の妻・日野富子、浅井長政の妻・お市の方(信長の妹)や子の茶々(秀吉の側室・淀君)を当てはめても良いのではないか?と考えられますが・・・・・・。 

 クレオパトラ7世、楊貴妃、ヘレネにしても絶世の美女であったという証は無く、時代を翻弄した悪女でしかなかったのかも?まぁ、時代により人の美意識も変わってゆきます。日本を代表する美男美女である在原業平や小野小町は丸々と太った典型的な天平美人。宮廷での歌会に宴、美食・・・・・・。十二単を着て動きも悪く、太って当たり前。衣食住もままならぬ痩せ細った庶民には、丸々と太っていることがステータスシンボルとして映っていたのかもしれません。

【日本の西欧化】
 民族や風俗・風習、時代により美意識や美の価値観は違いますが、日本では、特に明治維新以降、鹿鳴館時代に西欧化が進み、女性はコルセットをつけてのドレスアップ。当時の日本女性は柳腰が美しいスタイルといわれてはいましたが、大根足に短足、腰にクビレはなく、お尻は扁平という安産型。かなりコルセットをつけてのダンスはきつかったのではないかと推察されます。それでも西欧に追いつけ追い越せと日本人は西欧化を推し進め、西欧文明や文化・美意識を貪欲に取り入れていった。身長の低さと短足、低い鼻に細い目、黄色い肌などのコンプレックスを抱きながら猿真似を突き進む。日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦に勝利し、日本はやっと西欧列強に肩を並べたと錯覚する。東南アジアや中国大陸の奥深くへと侵攻し、やがては太平洋戦争に突き進み、小国日本の現実を味わうことになります。

 明治、大正、昭和の戦前までは、都市部においては西欧化が進んでいたかもしれませんが、農村部ではまだ着物姿が多く、肌をに出すファッションではありませんでした。しかし、夏には女性も上半身裸で農作業などをおこない、パンツ(パンティ)をはく習慣は無く、腰巻であり、立小便もしていました。はずかしいという羞恥心もなかったのでしょう。

 日本の本格的な西欧化、西欧文明(物質文明)との融合は戦後復興とともに始まったといえます。また、戦前までは日本文化(精神文化)がまだまだ色濃く残っていたともいえましょう。戦後復興とともに西欧化というより欧米化または近代化がどんどん進み、ファションは洋装化、食事も菜食から肉食化が進んでゆきました。そうです。肥満体型の量産が本格的に始まったのです。

【高度経済成長とともに肥満化の進行】
 1956年(昭和31年)の経済白書「日本経済の成長と近代化」の結びで「もはや戦後ではない」と発表。高度経済成長の始まりとなった神武景気の幕開けで、家電を中心とする耐久消費財ブームがはじまり、テレビ・洗濯機・冷蔵庫のいわゆる「三種の神器」が各家庭に普及し、国民生活を一変させた。大人気だったプロレスラーの力道山を見るために、人々は街頭のテレビに群がりました。テレビ文化を称して「一億総白痴化」(大宅壮一)も流行語になったことは注目されます。1959年 (昭和34年)から始まる岩戸景気、1960年(昭和35年)に池田隼人首相が「国民所得倍増計画」を発表。1964年(昭和39年)には名神高速道路が開通、東海道新幹線が営業を開始、東京オリンピックが開催されました。高度経済成長とともに物流は発展しモノは溢れ、暮らしは豊かになり、食欲も旺盛になった。暴飲暴食、気がつけばビア樽に茄子腹、肥満体。経済戦争のサバイバルの中でストレス社会が出現。女性の社会進出。男性はギリシア彫刻やルネサンスの彫像のような肉体や筋肉を、女性はマリリン・モンローのような女らしいシルエットを理想とし、カラダは形成されるものであり、自己表現となっていきます。1950年代後半から美容整形が注目されはじめ、ダイエットとエステのブームが本格的に始まり、ダイエットが一大産業になっていったといえましょう。1951年(昭和26年)、日本初のサウナ施設を備えた東京温泉が東京都中央区銀座6丁目にオープンしています。フィンランド発祥のサウナ風呂は、発汗を繰り返すことで体内に蓄積した老廃物や疲労物質を対外に放出するとともに、血流をスムーズにし、新陳代謝を活発化することから疲労回復、美容、ストレス解消に効果があり、全国に広がってゆきました。しかし、食欲が増進され、喉が渇くためビールを飲んでしまい元の木阿弥。また、東京オリンピックの影響でスポーツへの関心が高まりスイミングスクールやスポーツジムが全国各地にオープンしていきました。

 グローバル化とマスメディアの発展により情報は氾濫し、人々はその情報に翻弄されてゆく。デブは鈍い、暑苦しい、醜い者としての烙印を押される。美しさや魅力、そして健康は自分自身の努力で作り出していくもの。マスメディアに煽られながらダイエットは数々のブームを巻き起こしていくこととなる。1960年代から年代ごとのダイエットブームを調べてみましょう。

【1960年代】ツイッギーの激痩せとミニスカートへのあこがれ 
 1966年(昭和41年)のビートルズ来日に続き、1967年(昭和42年)10月18日にツイッギーが羽田に降り立った。当時のサイズは身長165cm、体重41kg。また彼女はこの頃、年に1千万ドル(36億円)を稼ぎ出す売れっ子ファッションモデルで「ミニ(スカート)の女王」として日本では若い女性から羨望の的とされ、ツイッギーをイメージしたコンテストが催されるほどの加熱ぶりであった。滞在中は森永製菓の「チョコフレーク」や「トヨタ・コロナ」のCM撮影などをこなした。1971年(昭和46年)発売の森永「小枝」は、この来日の後、ツイッギー(小枝)の名をヒントに誕生したと言われている。(ウィキペディア「ツイッギー」より)

 短足で大根足だった日本女性にとっては「究極の美脚」ツイッギーが一大ブームとなり、痩せたい、ミニスカートがはきたいという強い願望が、過激なダイエット、強力なやせ薬や人工的な美容整形に拍車を掛けていった面があります。

【1970年代】健康器具としてホームフィットネス用品の一大ブーム 
 1968年(昭和43年)、日本のGNPは米国に次ぎ世界第2位となり「東洋の奇跡」と謳われた。1970年(昭和45年)には大阪万博が開催され、日本の高度経済成長のピークを迎えていた。しかし、1971年(昭和46年)、ニクソンショック(変動為替相場)により1ドル360円からどんどんと円高がはじまり、外国製品が安く買えるようになり海外旅行に出かける人も激増していった。1973年(昭和48年)には第一次オイルショックが日本経済に襲いかかり、トイレットペーパーがスーパーマーケットから消えてしまうなどのパニック状態が起こる。ついに、1974年(昭和49年)には、日本経済は戦後初のマイナス成長となり高度経済成長の終焉を意味していた。しかし、高度経済成長で築き上げた日本の巨万の富は有り余り、金満日本、飽食日本へと繋がっていく。丸々と太り、太ることに悩む。拒食症や過食症が社会問題となる。1970年代初頭までに国民意識としての「一億総中流」が完成され、米国式スポーツジムや健康器具を用いた米国式ホームフィットネスが一大ブームとなり、ダイエットすること自体が一般生活の中に取込まれていきました。

◎『ミコのカロリーBOOK』 弘田三枝子著 1970年 150万部の大ベストセラー
 日本で初めて自分で作ったカロリーブックをもとに、1日の食事を2000kcal以内に抑え、
 半年で17kgのダイエットに成功!
◎ホームフィットネス用品の一大ブーム
 ターナーベルト、ルームランナー、スタイリー、ぶら下がり健康器等が次々と輸入発売
 (ジャパンターナー㈱が1966年から輸入販売)

【1980年代】ガマンするダイエット食ブーム 
 1981年(昭和56年)に就任したレーガン大統領がインフレと失業対策として大規模減税に踏切った。この経済政策「レーガノミクス」は、高金利とドル高という現象に財政赤字と経常収支の赤字という双子の赤字を抱え、日米貿易摩擦へと発展する。1985年(昭和60年)9月22日、プラザ合意(G5為替介入合意)により各国通貨当局はいっせいにドル売り、自国通貨買いの為替介入を実行した。円の対ドル相場は急激に上昇し、プラザ合意以前の1ドル=250円台から年末には200円を切り、2年後の1987年(昭和62年)末から1988年(昭和63年)初めにかけて120円台をつけた。円のドルに対する価値は2倍にもなった。1985年(昭和60年)末の日本の対外資産は4,377億ドル、対外純債権は1,298億ドルと世界最大の債権国となっていた。  

 日本経済は従来の外需主導型成長から設備投資・住宅建設・個人消費が牽引車となる内需主導型成長へと転換し、「バブル経済」の長期好況が始まる。1986年(昭和61年)から株価や地価が高騰し、日経平均株価は1986年(昭和61年)1月の約13,000円から1989年(平成元年)末の約39,000円までおよそ3倍になり、大都市商業地の地価もおよそ3倍に膨れ上がった。消費者物価指数や卸売物価指数が安定しているのに対し、株や土地ばかりか会員権や絵画・骨董品に至るあらゆる資産価格が高騰した「資産インフレ=バブル」である。    

 1987年(昭和62年)10月19日のニューヨーク証券取引所史上最大の暴落「ブラックマンデー」により、日本の株式市場も連動して一旦は暴落したが、1988年(昭和63年)には再び株価の高騰が始まった。「カネ余り」相場であった。一方、地価は1987年(昭和62年)まで急騰したが、その後は上昇率が大きく鈍った。  

 「バブル」の発生は、長期にわたる史上空前の金融緩和政策により全産業の経常利益の増益が続き、金融自由化により金融投資へ、そして投資が投資を生む「財テク」ブームにより起きた。日本のGNPは世界の13.2%を占め、一人当たりGNPはアメリカを抜いた。日本は経済大国となり世界の債権大国になった。

 バブル期は、高級外車に高級ブランドを身に付け、高級レストランで会食、暴飲暴食の挙句の果てがメタボリックシンドローム。高級な会員制アスレチックやエステサロンが次々と誕生し、美容整形も身近なものとなり抵抗感無く受けられるようになっていた。過度なダイエットによる摂食障害や精神障害も社会問題になった。1981年(昭和56年)、ケネス・H・クーパーが来日し、彼が考案した運動プログラム"エアロビクス"が普及し、ぽっこりお腹の出た小母様までがレオタード姿となり、ダンス形式の有酸素運動に汗を流した。この頃のダイエットは単に減量するのではなく、エクササイズをし、シェイプアップするといった特徴を持っていた。ダイエットの専門家でもない芸能人や有名人がダイエット本を出版しベストセラーとなる現象が起きた。また、偏ったものだけを食べ続ける、我慢するダイエットとしてりんごダイエット、こんにゃくダイエット、ゆで卵ダイエットなどが流行り、紅茶きのこ、ハトムギ茶、杜仲茶など健康茶もブームになった。まさに飽食の時代の珍事であり、ダイエット効果が本当にあるものもあったが、マスコミが取り上げなくなると泡のように消えていった。

◎エアロビクス/1981年、ケネス・クーパー氏が来日し、"エアロビクス"の言葉が広がる
 音楽に合わせて基本ステップを組合せて激しく体を動かす有酸素運動
◎りんごダイエット/主食をリンゴにする
◎こんにゃくダイエット/こんにゃく料理ばかりを食べるコンニャクダイエット
◎たまごダイエット/1日に卵ばかりを食べる
◎紅茶きのこ/菌を紅茶の中で発酵させた飲み物。何にでも効くともてはやされ大ブーム
◎ハトムギ茶/ハトムギエキスは皮膚に塗布すると、保湿作用、美白作用
◎杜仲茶/血圧の降下や肝機能の機能向上、ダイエット効果
◎タワシダイエット/全身を塩もみ、タワシこすり、リンパの流れを良くするというもの
◎タレントのダイエット本
 畠山みどりがタレントとして初めてTV公開ダイエット!12日間で-5kg宣言!達成!
 そして、64kgから49kgへ、13kgのダイエットに成功した畠山みどりが出版
 『ポカポカあたためてグングンやせる』 畠山みどり著 1983年
 『マッハのハトムギ美人になろうよ』 マッハ文朱著 1985年 ハトムギでやせる+美肌
 『カチンカチン体操!』 うつみ宮土理著 1986年 部分やせダイエット法
 『こんなにヤセていいかしら?』 川津祐介著 1988年 200万部 骨盤ダイエットの元祖


【1990年代】お手軽お手頃なダイエット 
 1989年(昭和64年)1月7日、昭和天皇の崩御(87歳)により、「昭和」という激動の時代が幕を閉じた。日本の戦後経済システムともいえる「追いつけ、追い越せ」を目標にした右肩上がりの経済成長の限界点でもあった。1989年(平成元年)11月に「ベルリンの壁」が崩壊し、1991年(平成3年)にはソ連邦が崩壊した。1990年代そして「平成」の時代は、「ポスト戦後経済」・「ポスト冷戦」というまったく新しい時代を迎えた。

 1986年(昭和61年)11月から始まった「平成景気=バブル経済」は53ヶ月と「いざなぎ景気」の57ヶ月に次ぐ戦後2番目の大型景気として終わりを迎え、資産価値も文字通り「泡」と消えた。しかし、政府も民間企業もまだバブルの余韻から目を覚ますことができず、景気後退を認識し始めたときにはすでに不況が深刻化し、1991年(平成3年)5月から「平成不況」という長く暗いトンネルの中に突入していった。

 華やかだったバブルがはじけると、ダイエットもお金を使わないお手軽な方法が主流になっていった。主婦が考案したカカトのないスリッパ。何も経費節減のためにカカトをカットした訳ではありません。カカトがないので、つま先立ちの状態になり、普通の生活をするだけでシェイプアップできるという代物。風船を膨らますだけの風船ダイエットや指先にテーピを巻くテーピングダイエットやラップを全身に巻くラップダイエットもありました。高級エステサロンやサウナ風呂が下火となり、代わってワンコインから1,000円程度で温泉気分が味わえるスーパー銭湯がパチンコ店や工場跡地に建設された。

 1996年(平成8年)、米国の外圧による市場開放問題苦情処理体制でサプリメントが販売できるように規制緩和が決定され、通販・ドラッグストアー・コンビニなどで手軽に購入できるようになった。栄養補助食品、健康補助食品として不足しがちなビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養補給の補助、ハーブなどの成分による薬効の発揮が目的である食品や生薬、酵素、ダイエット食品など様々な種類のサプリメントが販売されるようになった。

◎スーパー銭湯/銭湯代でサウナや温泉気分が味わえる癒し空間
◎ダイエットスリッパ/主婦の発明品でカカトのないスリッパ
 つま先立ちの状態になり普通の生活をするだけでシェイプアップできる
◎やせる石鹸/大学教授が「使うだけで痩せた」という実験結果を発表し大ブーム
◎トカちゃんクニちゃんベルト/嘉敷勝男が現役時代に減量するために考案したベルト
 同じプロダクションの山田邦子がスリムになったと話題になる
◎風船ダイエット/風船を膨らませる運動 肺活量を上げるとともに腹筋を鍛える
◎テーピングダイエット/テープによる加圧でツボを刺激する
◎ラップダイエット/体中にラップを巻いてサウナ状態にする
◎マニキュアダイエット/マニキュアを塗る時の集中力がカロリーを消費する
◎髪しばりダイエット/髪をしばることで頭部のツボを刺激する
◎ダイエット・サプリメント/ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養補給の補助剤


【2000年代】理論に基づいた健康的ダイエット   
 バブルがはじけ「失われた10年」の間に日本の産業構造もIT産業を軸に変化をもたらし、ライブドアの堀江貴文、楽天の三木谷浩史やソフトバンクの孫正義らがIT長者として名を連ねた。堀江貴文が率いるライブドアのニッポン放送買収に対し、フジTVは子会社化への公開買付(TOB)を2005年(平成17年)1月17に発表した。しかし、ライブドア堀江貴文、「もの言う株主」村上ファンドの村上世彰がインサイダー取引で起訴されるなど世間を騒がせる事件が次々発生した。そして、自動車メーカーをはじめ製造業は海外に進出し、グローバル化を推し進めるとともに、省エネ・環境対策に適応した技術を構築していった。2002年(平成14年)2月から始まった緩やかな景気回復の「かげろう景気」は、「いざなぎ景気」を抜き戦後最長となる69ヶ月間続いたが、低成長下での景気拡大であり、企業間・産業間・地域間に温度差があり肌で好況を感じるには至らなかった。

 2007年(平成19年)8月から「米サブプライム問題」による世界の経済・金融に混乱が始まった。更に2008年(平成20年)9月15日に、米証券大手リーマン・ブラザーズ破綻による金融危機「リーマンショック」が起こり、10月27日には、金融危機が世界に波及し、東証株価はバブル後最安値の7162円90銭に大暴落した。原油価格・穀物価格が高騰し、世界的な不況の中、トヨタ自動車が赤字に転落した。派遣社員やフリーター、パートタイマーなど「蟹工船ブーム」といわれる非正規雇用が拡大し、人件費の削減と固定化を排除した上に企業経営が成り立っていた。IT長者に代表される「勝ち組」に対して「負け組」の格差社会が新たな問題として浮上していた。

 少子高齢化対策のひとつとして、2002年(平成14年)に健康増進法が制定された。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧を引き起こす状態にあり、合併症が生じた場合には命にかかわる病気を招くことになる。食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善を厚生労働省が呼びかけた。2008年(平成20年)4月から40歳以上の被保険者・被扶養者に対して、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導が実施されることになった。そして、健康への意識が高まり、栄養バランスを考えた食事や健康食品、サプリメントが生活の中に取り入れられていった。

 ダイエット業界ではマーケティング戦略を駆使し、インターネットショップやTV通販を活用し販路を広げていった。2000年代に入ると、科学的根拠に基づく様々なダイエット法がはじまり、耳ツボダイエットやモーツアルトダイエットが登場し、健康食品として黒酢、寒天、にがり、ヨーグルトダイエットなどが登場した。また、腹筋強化器具やゲーム機Wii Fitを使った家庭ぐるみで気軽に楽しめるダイエットも登場した。  

 ジョギングやウォーキング、サイクリングなどひとりで行うスポーツダイエットがある一方、ベリーダンス、フラメンコ、フラダンスなどダンスダイエットがブームとなった。腰を激しく動かすダンスは、余分な筋肉をつけずに、女性らしいスリムな体をつくりだす効果があり、娯楽と運動を兼ねた習い事として注目を集めている。

◎トータル・ワークアウト/2001年、トータル・ワークアウト東京出店、3週間の集中的
 トレーニングによる肉体改造と食生活改善  トレーニングを生活の中に取入れる
◎ビリーズブートキャンプ/2004年、ダイエット・フィットネス界の「鬼軍曹」ビリー・ブランクス
 が考案 ビデオの映像に従って運動し、7日間の減量プログラムを消化する短期集中型のエクササイズ
 キックボクシングの動きを基本にビルドアップ器具やサプリメントに頼らない、有酸素運動 日本では
 150万枚、世界では1000万枚の大ヒット!
◎ザ・トレーシー・メソッド/コンパクトに引き締めながら女性らしい理想のボディラインを作り上げる
◎ダンベル体操/筋肉に適度な刺激を与える方法で、成人病予防・改善等幅広い効果
◎アブトロニック/低周波シグナルを流して筋肉を鍛える腹筋強化器具
◎バランスボール/骨盤運動により、腰周りの関節可動域を高める
◎Wii Fit/ゲーム機の「Wii Fit」を使ってダイエット、40種類以上のトレーニングソフトがある
◎ジョーバ・フィットネス/反射運動を利用したフィットネス
 鞍から落ちないよう、反射的にバランスをとることで筋肉をムリなく鍛える
◎低インシュリンダイエット/脂肪を体に溜め込むインシュリン分泌量が少ないそば、玄米などを多く摂取する
◎耳ツボダイエット/食欲を減退させる耳ツボを刺激する
◎モーツァルトダイエット/血糖値を下げる周波数を多く含むというモーツァルトの曲を聴く
◎アミノ酸ダイエット/アミノ酸は筋肉を作るには有効
◎キャベツダイエット/食前にキャベツをよく噛んで食べることにより食事量を改善
◎黒酢ダイエット/黒酢に含まれる必須アミノ酸やクエン酸は脂肪を燃焼させる働きがある
◎寒天ダイエット/寒天は食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにし、 余分なコレステロールを
 排出する
◎プーアル茶ダイエット/カテキンが脂肪の吸収を防ぐ
◎ホットヨガ/サウナのような高温多湿の室内(温度40℃程度、湿度60%程度)で行うヨガ
◎コアリズム/ダンスをベースにしたエクササイズプログラムで、収録したDVD商品 社交ダンス界に
 おいて輝かしい経歴をもつヤーナ・クニッツとジュリア・パワーズがインストラクター
◎フレッチャーイズム/1897年、大富豪のフレッチャーが考案した「噛む健康法」
◎デトックスダイエット/デトックス=排出、クラスター水を飲み毒素を抜く体内浄化
◎朝バナナダイエット/バナナに含まれる豊富な酵素作用により、体内に溜め込んだ毒素をかき集め
 排出させるのがポイント
◎夜ヨーグルトダイエット/善玉菌による消化促進、便秘解消
◎カスピ海ヨーグルトダイエット/便秘解消や血圧改善、やせるといった効果
◎夜トマトダイエット/痩せるのに欠かせない成長ホルモンが分泌されるのは寝ている間 分泌に必要な
 “ビタミン”や“ミネラル”が多く含まれるトマトを夜に食べる リコピンはトマトなどに多く含まれる
 カロチノイドの一種で、前立腺ガンや肺がん予防に効果
◎ココアダイエット/ミネラル・食物繊維・カカオポリフェノールなどが豊富で便秘解消、
 代謝向上、老化予防、さらに脂肪の蓄積の予防
◎酵素ダイエット/食物酵素や酵素サプリにより代謝をアップ、便秘解消
◎骨盤矯正ダイエット/産後の骨盤矯正方法、体操、ストレッチ
 ※メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導が実施される  
 ※摂取カロリー抑制型・消費カロリー促進型・排出(デトックス)型の飲食ダイエットがブーム


【2010年代】バランスのとれた食生活と生活習慣の改善 
 2010年(平成22年)からギリシアの財政状況の悪化が表面化し、ユーロ圏に「ギリシア債務危機」が広がり、世界恐慌の兆しさえ見え隠れしはじめた。一方、2010年の中国の国内総生産(GDP)はついに日本を抜き世界第2位に躍進した。日本では、20年前のバブル経済の破綻による金融危機や平成不況対策として大量の公的資金が注入され、高齢化に伴う社会保障関係費の増大により国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が2011年(平成23年)12月末で958兆6385億円となり、過去最大を更新した(財務省発表)。国民1人当たり約750万円の借金を負っている計算になる。医学・医療の発展と豊かな文明が高齢化を進め、戦後ベビーブームの団塊の世代が2007年(平成19年)から定年退職を迎えた。若い世代は女性の社会進出により、「結婚しない症候群」や結婚後も出産を控え多産を望まなくなっている。また、平成不況下で就職時期を迎えた世代ではフリーターやニートとなり定職を持たない者も多い。日本の総人口は2010年(平成22年)の1億2805万7千人をピークに、2011年(平成23年)は1億2779万9千人となり、前年に比べ25万9千人(0.20%)と大きく減少している(総務省統計局発表)。

 「2011年(平成23年)3月11日14時46分、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は、日本における観測史上最大の規模、マグニチュード(Mw)9.0を記録し最大震度は7で、震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの広範囲に及んだ。この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.1mにも上る大津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。震災による死者・行方不明者は約1万9000人、建築物の全壊・半壊は合わせて38万戸以上、ピーク時の避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上に上った。政府は震災による被害額を16兆から25兆円と試算している。地震と津波による被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所では、全電源を喪失して原子炉を冷却できなくなり、大量の放射性物質の漏洩を伴う重大な原子力事故(INESレベル7)に発展した(福島第一原子力発電所事故)。これにより、原発のある浜通り地域を中心に、周辺一帯の福島県住民は長期の避難を強いられている。その他に火力発電所等でも損害が出たため、東北と関東は深刻な電力不足に陥った。」(「ja.wikipedia.org/wiki/東日本大震災」より)  

 暗いニュースばかりが飛び込んでくる。何時起こるかわからない自然災害に対して、日頃から備えていなければならないことを痛感する。また改めて、この震災により人と人の絆の大切さを教えられた。  

 自然災害への備えとともに、少子高齢化社会での自分自身の健康への備えも行わなければなりません。美しく健康な体と心を求めて、自分に合った正しいダイエットを選ぶこと。ゆっくりと長い期間をかけて、健康によい食物を豊富に含むバランスのとれた食事を摂ることも必須条件です。心身両面の健康を促すヨガやピラティスにトータルワークアウト、楽しみながらエクササイズするダンス系フィットネス、有酸素運動を取入れたボクシングエクササイズやエアロビクス、ゆっくりと始められる骨盤矯正やロングブレスなど、どれが自分に合っているか確かめながら継続させることが健康な生活への一歩です。

◎タニタ食堂レシピ/レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』
◎女子栄養大学レシピ/女子栄養大学で学べる栄養学に基づくレシピサイト、クリニック本
◎雑炊ダイエット/美味しく食べて低カロリー
◎腸温めダイエット/体を温める食事や腹巻などで冷やさないように予防する
◎ロングブレス/美木良介 "強く長い呼吸"を繰り返す呼吸法で、腰痛には腰や背中の
 インナーマッスルを鍛えることが効果的
◎マイクロダイエット/食事の替わりに摂るダイエット食品
◎リンパダイエット/リンパマッサージで循環機能をアップ 体内浄化
◎S-レッチングブレス/ドSトレーナー兼子ただし 呼吸に着目した新ストレッチ

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ダイエットや心身両面の健康を目指すホームフィットネス!


ダイエット年表
   
1950年代 ダイエット産業の草創期
1951 昭和26 ◎日本初のサウナ施設を備えた「東京温泉」が東京都中央区銀座6丁目にオープン
1955 昭和30 神武景気始まる 三種の神器「テレビ・冷蔵庫・洗濯機」
◎1950代後半から美容整形が注目されはじめ、ダイエットとエステのブームが
 本格的に始まる
1956 昭和31 日本、国際連合に加盟 国際社会への復帰 「もはや戦後ではない」
1959 昭和34 岩戸景気始まる
     
1960年代 ツイッギーの激痩せとミニスカートへのあこがれ
1960 昭和35 池田隼人「所得倍増計画」発表
1964 昭和39 東京オリンピック開催
1966 昭和41 いざなぎ景気始まる 3C時代「カラーテレビ・クーラー・カー(自家用車)」
◎日本初の健康クラブ「ヘルスターナー」開設
◎ジャパンターナー(株)「スタイリー」「ぶら下がり健康器」輸入販売
1967 昭和42 ◎ツイッギーが羽田に降り立つ
昭和元禄の風潮
1968 昭和43 GNP世界第2位 高度経済成長“東洋の奇跡”
     
1970年代 健康器具としてホームフィットネス用品の一大ブーム
    ◎全国にスイミングスクールが次々オープン 健康産業第一次ブーム
1970 昭和45 ◎ジャパンターナー(株)「ルイスウォーカー」「エクササイクル」輸入販売
◎『絶対やせる ミコのカロリーBOOK』 弘田三枝子著 150万部の大ベストセラー
1973 昭和48 第一次オイルショック 狂乱物価(トイレットペーパー・洗剤・砂糖の買いだめ)
1974 昭和49 高度経済成長の終焉(戦後初のマイナス成長)
     
1980年代 ガマンするダイエット食ブーム
    ◎スイミングスクールから総合スポーツクラブ(アスレチッククラブ)ヘ
1981 昭和56 ◎ケネス・H・クーパーが来日し、彼が考案した運動プログラム"エアロビクス"が普及
1983 昭和58 コンピュータリゼーションはじまる
◎『ポカポカあたためてグングンやせる』 畠山みどり著
1985 昭和60 プラザ合意(G5為替介入) 円高不況へ
◎『マッハのハトムギ美人になろうよ』 マッハ文朱著 ハトムギでやせる+美肌
1986 昭和61 バブル経済のはじまり
◎『カチンカチン体操!』 うつみ宮土理著 部分やせダイエット法
1987 昭和62 ブラックマンデー(NY株式史上最大の暴落)
1988 昭和63 ◎『こんなにヤセていいかしら?』 川津祐介著 200万部 骨盤ダイエットの元祖
1989 平成元 ベルリンの壁崩壊
1980年代 ◎りんごダイエット/断食系ダイエットの先がけ 主食をリンゴにする
◎こんにゃくダイエット/こんにゃく料理ばかりを食べるダイエット
◎たまごダイエット/1日に卵ばかりを食べるダイエット
◎紅茶きのこ/菌を紅茶の中で発酵させた飲み物 何にでも効くともてはやされ大ブーム
◎ハトムギ茶/ハトムギエキスは皮膚に塗布すると、保湿作用、美白作用
◎杜仲茶/血圧の降下や肝機能の機能向上、ダイエット効果
◎タワシダイエット/全身を塩もみ、タワシこすり、リンパの流れを良くするというもの
     
1990年代 お手軽お手頃なダイエット
1990 平成2 バブルの崩壊 インターネット社会のはじまり
1991 平成3 平成の大不況のはじまり 「失われた10年」
1996 平成8 金融ビックバン
1990年代 ◎スーパー銭湯/銭湯代でサウナや温泉気分が味わえる癒し空間
◎ダイエットスリッパ/主婦の発明品でカカトのないスリッパ
 つま先立ちシェイプアップ
◎やせる石鹸/大学教授が「使うだけで痩せた」という実験結果を発表し大ブーム
◎トカちゃんクニちゃんベルト/嘉敷勝男が現役時代に減量するために考案したベルト
◎風船ダイエット/風船を膨らませ、肺活量を上げるとともに腹筋を鍛える
◎テーピングダイエット/テープによる加圧でツボを刺激する
◎ラップダイエット/体中にラップを巻いてサウナ状態にする
◎マニキュアダイエット/マニキュアを塗る時の集中力がカロリーを消費する
◎髪しばりダイエット/髪をしばることで頭部のツボを刺激する
◎ダイエット・サプリメント/ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養補給の補助剤
     
2000年代 理論に基づいた健康的ダイエット
2001 平成13 ◎トータル・ワークアウト東京出店/3週間の集中的なトレーニングと食生活の改善
2002 平成14 かげろう景気(ゆるやかな景気回復)
健康増進法制定される
2004 平成16 ◎ビリーズブートキャンプ/ダイエット・フィットネス界の「鬼軍曹」
 ビリー・ブランクスが考案
2000年代 ◎ダンベル体操/筋肉に適度な刺激を与える方法で、成人病予防・改善等幅広い効果
◎アブトロニック/低周波シグナルを流して筋肉を鍛える腹筋強化器具
◎バランスボール/骨盤運動により、腰周りの関節可動域を高める
◎Wii Fit/ゲーム機の「Wii Fit」を使ってダイエット、40種類以上のトレーニング
 ソフトがある
◎ジョーバ・フィットネス/バランス反射運動を利用したフィットネス
◎低インシュリンダイエット/インシュリン分泌量が少ないそば、玄米などを多く
 摂取する
◎耳ツボダイエット/食欲を減退させる耳ツボを刺激する
◎モーツァルトダイエット/血糖値を下げる周波数を多く含むというモーツァルトの
 曲を聴く
◎アミノ酸ダイエット/アミノ酸は筋肉を作るには有効
◎キャベツダイエット/食前にキャベツをよく噛んで食べることにより食事量を改善
◎黒酢ダイエット/黒酢に含まれる必須アミノ酸やクエン酸は脂肪を燃焼させる
 働きがある
◎寒天ダイエット/寒天は食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにする
◎プーアル茶ダイエット/カテキンが脂肪の吸収を防ぐ
◎ホットヨガ/サウナのような高温多湿の室内(温度40℃程度、湿度60%程度)
 で行うヨガ
◎コアリズム/ダンスをベースにしたエクササイズプログラムで、収録したDVD商品
◎フレッチャーイズム/1897年フレッチャーが考案した
 『噛む健康法・フレッチャーイズム』
◎デトックスダイエット/デトックス=排出、クラスター水を飲み毒素を抜く体内浄化
◎朝バナナダイエット/バナナに含まれる豊富な酵素作用による体内浄化 便秘解消
◎夜ヨーグルトダイエット/善玉菌による消化促進、便秘解消
◎カスピ海ヨーグルトダイエット/便秘解消や血圧改善、やせるといった効果
◎夜トマトダイエット/成長ホルモンが分泌されるのは寝ている間 ビタミン、
 ミネラルが豊富
◎ココアダイエット/カカオポリフェノールなどが豊富で便秘解消、代謝向上、老化予防
◎酵素ダイエット/食物酵素や酵素サプリにより代謝をアップ、便秘解消
◎ザ・トレーシー・メソッド/コンパクトに引き締めながら女性らしい理想の
 ボディライン
◎骨盤矯正ダイエット/骨盤矯正方法、体操、ストレッチ
※摂取カロリー抑制型・消費カロリー促進型・排出(デトックス)型の飲食ダイエット
 がブームに
2008 平成20 リーマンショック、非正規雇用の拡大「蟹工船ブーム」
◎メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導実施
2009 平成21 ドバイショック
     
2010年代 バランスのとれた食生活と生活習慣の改善
2010 平成22 ◎タニタ食堂レシピ/レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』 株式会社タニタ 大和書房
◎女子栄養大学レシピ/http://www.eiyo.ac.jp/recipe/
◎『女子栄養大学のカフェテリア』他、女子栄養大学栄養クリニック 本が売れる
◎雑炊ダイエット/美味しく食べて低カロリー
2011 平成23 東日本大震災(M9.0.津波・火災約3万人の死傷者)、福島原発事故発生(INESレベル7)
ギリシャ債務問題から欧州ユーロ危機はじまる
◎腸温めダイエット/体を温める食事や腹巻で冷え予防 善玉菌を増やして便秘解消
◎ロングブレス/美木良介 "強く長い呼吸"を繰り返す呼吸法 インナーマッスルを鍛える
◎マイクロダイエット/食事の替わりに摂るダイエット食品
◎リンパダイエット/リンパマッサージで循環機能をアップ 体内浄化
2012 平成24 ◎S-レッチングブレス/ドSトレーナー兼子ただし 呼吸に着目した新ストレッチ
     
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